セブンイレブンを全面的に信用しすぎているかもしれない。
開店午前7時、閉店午後11時のあの不便な店の話だ。
朝仕事前にコーヒーを買おうと思ってもまだ開いていない。
仕事帰りにビールを買おうと思ってもすでに閉まっている。
非常に不便な店だ。
そんなセブンイレブンだが、あそこの商品開発部には頭が上がらない。
なにしろ美味い。
「セブンイレブンが美味いとかwww」という美食家は、サイゼリヤにでも行ってればいい。
セブンイレブンの弁当やおにぎりはコンビニ界で間違いなく1位だろう。
しかし現在のセブンイレブンを支えているのはこいつだ。
これほど美味いお菓子にはなかなか出会えない。
不動の1位じゃがりこ様にはまだ敵わないが、それでもチーズ界だったら間違いなく1位だ。
こいつの好きなところは、金麦にも赤ワインにも合うことだ。
基本的に金麦と赤ワインしか飲まない僕にとって、最高の相棒だ。
噛んだ瞬間に中からチーズが出てきた時は、自分はいまスイスでチーズフォンデュでも食べているのではないかと錯覚する。
しかしそれはあくまで錯覚だ。
実際は埼玉の片田舎でセブンイレブンで購入した100円ほどのスナック菓子を食べているに過ぎない。
高級ワインなんか買えるはずもなく、これまたセブンイレブンで購入したワインを飲む。
しかし仮にどんな金持ちになろうとも、セブンイレブンで買った安い酒とつまみを楽しめる人間でありたいとは思う。
それにしてもセブンイレブンは本当に不便だな。