滝沢カレンのインスタ解剖社会学「マクロとミクロの哲学編」
滝沢カレンのインスタ。
面白くない日がない。
圧倒的なオンリーワン。
どうあがいても唯一無二。
1度読んだだけでは理解できない謎の文体。
そこに魅力がある。
インスタとは思えない文量で滝沢カレンワールドを展開する。
しかし滝沢カレンのインスタの本当のポイントは文章ではない。
「哲学的なハッシュタグ」だ。
意味不明な文章ももちろん面白い。
しかしその意味不明さとは打って変わって、
ハッシュタグで彼女はいきなり哲学を展開する。
急にニーチェが降臨するのだ。
本題に入る前に、以前の記事を読んでいない方は先に【入門編】を読んでいただくとより楽しんでいただけると思う。
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本題に入ろう。
滝沢カレンは世間で言われるところの「おバカキャラ」に(不本意だが)入るだろう。
彼女のインスタもおバカキャラの延長だと考えると理解しやすい。
そのギャップこそもっとも注目すべき点であり、彼女の魅力なのだ。
例えば7/6の投稿。
みなさん、こんばんは✨🌟 月明かりに気付こうとも思えず、ビルの光にやられ、その光すらあたりまえの自然だと感じてしまう地上の片隅から、星かのように眺めてしまうそんな夜の一連🌉✨ 私は日本を飛び越え、
相変わらず本文のインパクトはすごいが、
今回はハッシュタグに注目していただきたい。
ここでは「世界の大きさと自分の小ささ」という問題に切り込んでいる。
果たしてインスタのハッシュタグで 、「マクロとミクロ・相対と絶対」という問題に言及した人がいただろうか。
否。おそらく人類史上、滝沢カレンが初めてだろう。
また投稿されている画像で、世界の大きさと自分の小ささを表している。
シンガポールに乱立する圧倒的なビル群の夜景を前に、笑顔で立つ滝沢カレン。
これこそまさに「#自分の真の大きさを感じていたい」という彼女の決意の表れだ。
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彼女のハッシュタグで投げかけられる哲学は、現実に即したリアルな内容であることが多く、そして5行程度のハッシュタグの中で、彼女なりの答えを導き出す。
そしてここが僕がもっとも彼女を尊敬する点なのだが、導き出された答えがいつもポジティブなのである。
今回のハッシュタグで言えば、世界の大きさに比べて自分という存在の小ささに悲観しつつも、自分は自分なりに成長を続けようと結論づけている。
加えて「#すぐに世界の大きさを理由にするのではなく」という現代の若者への叱咤激励のメッセージも含まれている。
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世間では笑いものにされることも多いが、彼女の本当の実力を僕たちははまだ知らないのかもしれない。
このブログの読者になっていただくのも嬉しいが、滝沢カレンのインスタのフォロワーになっていただいた方が僕は素直に嬉しい。