プレミアムフライデーの既視感の正体は「2000円札」
「月末の金曜日は早く仕事上がって、消費しようよ!」という政策。
明日3/31(金)は実施2回目となるプレミアムフライデー。
しかし世間のムードはすでに鎮火済み。
あれは蜃気楼だったのか。ネッシーだったのか。
テレビその他メディアでも取り上げているところは少ない。
そもそも日本全体の約5%ほどしか実施されていなかったと記憶する。
「プレミアムフライデーにオススメ♡ 都内のオススメスポット10選♡」
みたいなNAVERまとめを見ていない。
まだ浸透していないだけなのか。
それとも日本には合わない政策だったのか。
僕は後者だと思う。
なぜならこのムードに既視感を覚えるからだ。
それは「2000円札」だ。
2000円札も最初はなかなかの盛り上がりを見せた。
紙幣の種類が増えるというのは、大きなイベントだ。
しかし2000円札は最初から最後までレアなまま姿を消した。
日本人には合わなかったからだ。
プレミアムフライデーもおそらく同じ道を辿るだろう。
レアなままスタートし、レアなままフェードアウトする。
残念ながら今の会社員には余暇を楽しむ余裕がない。
もしくは余暇の楽しみ方を忘れているのかも知れない。
今後プレミアムフライデーがどうなっていくのか、
とても気になる問題だ。