丁寧に生活をしよう。
丁寧に生活をしよう。
たくさん寝て、おいしいものを食べて、ちょっと一生懸命働こう。
寝不足の日もあるし、カップラーメンを食べちゃう日もあるし、残業続きの日もあるかも知れない。
けどそれを当たり前の毎日にしないで、丁寧に暮らせるように生活をたまに整えよう。
できることなら毎日を幸せに暮らしたい。
高級外車に乗って、タワーマンションに住んで、頻繁に海外旅行に行くことを幸せだと、僕たちは思わせられて生きてきたかもしれない。
それ自体を否定する気はないけれど、そういう生活をみんなが目指す必要はないと思う。
スーパーで旬の野菜を買って、自分で料理をして食べることも、1つの幸せの形だ。
海外旅行に行くのと、近所の美味しいお店を探しに行くのは似ている部分がある。
自分の知らないものを、自分の足で探しに行き、体験する。
海外旅行は、近所の美味しいお店を探しに行くことの延長線にある。
ヨーロッパに遊びに行くことは「分かりやすい幸せ」だ。
しかし2017年に生きている僕たちは、「近くにある小さな幸せを実感する力」をもっと持つべきだと思う。
ただただ毎日を過ごすのではなく、実は体験している小さな幸せを見逃さないで幸せだと気づけば、もっと毎日が楽しくなる。
季節の野菜は美味しいし、帰宅途中のビル群は美しいし、住宅街の静かな雰囲気は落ち着く。
肩に力を入れて、そうしたものすべてに何かを見出そうとするのは疲れてしまう。
そうではなくてふとした瞬間に、ふとした幸せに気付けるようになりたい。
そうした力は、気持ちに余裕がないと失なわれてしまう。
満員電車に揺られていたら、窓からの外の景色を楽しめないのと同じだ。
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たまにはゆっくり料理をしよう。
玉ねぎを飴色になるまでじっくり炒めるのは、とても幸せな瞬間だ。
2017年の日本は楽しいけど、意識的に息を抜かないと頑張りすぎてしまう。
たくさん寝て、おいしいものを食べて、ちょっと一生懸命働こう。