現役武蔵野美術大生 MOMOKAさんの個展「たとえばきみの視線の先」に行ってきたブログ。
現役武蔵野美術大生でありつつ、デザイナー・フォトグラファーとしても活躍されている「MOMOKA」さん。
20歳になったばかりという彼女の作品を見させていただいてきた。
『ハタチという人生の節目を前に大切なひとたちと向き合いシャッターを切りました』という今回の個展。
まさに彼女の「大切なひと」を感じる写真の数々。
印象的だったのは家族の写真。
どんなに腕の良い写真家でも、あの写真は撮れない。
「家族の写真は、家族が1番美しく撮れるのだ」と改めて感じる写真だった。
また写真のほかにも彼女が作成したというアクセサリーもある。
天は二物を与えないというのは嘘ではと疑いたくなるが、本当に多才な方だ。
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今回の個展でもっとも注目すべきは、「20歳の彼女にしかないフィルター」だ。
同じ写真はたとえMOMOKAさんでも30歳になったら撮れないと思うし、だからこそいまこのタイミングで個展を開くというのは非常に貴重なことだ。
20歳という単なる若さだけに注目するのではなく、いまこの一瞬をこのタイミングでカメラに収めたという点にぜひ注目していただきたい。
今回はゆっくりする時間がなく残念だったが、ぜひMOMOKAさんの次回の作品を楽しみに待とうと思う。