「土日なにやってるの」って聞いた時に「1日は遊んで、1日は掃除してるかな」って答え率は異常。
土日。
社会人にとってのオアシス。
残業戦士の平日に余暇はない。
帰ってご飯食べて風呂入って寝る。
あっという間に深夜だ。
平日にインスタグラムに写真をあげている友人を見るが、
ただ時空がゆがんでるだけなので気にすることはない。
5日間の戦闘を切り抜けた我々に待っているのは、
ひと時のオアシス、「土日」だ。
土日の素晴らしいところはたくさん寝られるところだ。
9時間寝ても問題ない。
平日には食べられない朝食を食べ、コーヒーを飲み、一服する。
大好きな時間だ。
土曜日の朝はどうしても王様のブランチを見てしまう。
そんな優雅な朝を迎えるが、
視界に入るのは散らかった我が部屋だ。
脱ぎ捨てられた洋服、空いた金麦の缶、なぜか溜まるビニール袋。
土曜の午前中はこいつらをなんとかしなくてはならない。
そしてなんとかしなくてはならないものがもう1つ。
5連戦による身体の疲労だ。
世の残業戦士たちはこの2つをなんとかするだけで、
1日が終わってしまうことも多いのではなかろうか。
夜に友人と飲みに行ければ御の字だ。
「これはまずい。万全の態勢で臨める日が、日曜の1日しかない。」
現在2017年。
キリストが生まれてから2017年も経った。
2017年経っても、僕たちは限られた休日しか得ていない。
文明は進んでいても、文化が進んでいない。
むしろ退化している。
律儀にキリストの教えを守っている場合ではない。
週4日休みたい時もある。
その為なら週3日は必死に働く。
士農工商という言葉が生まれた当時の働き方は分からないが、
ここ100年の”サラリーマン”の働き方は変わっていないように思う。
サラリーをもらっている限りは文句を言っても仕方ない。
サラリーをもらわなくても生きていけるような力を付けるしかない。
こんだけ環境が揃ってるんだから、
チャレンジしない方がもったいないよなあと思うチキンボーイであった。