ミステリアス→アイドル大増殖
ミステリアス。
大人っぽいが、少年少女ぽさも残っている。
ここのところ人気のある俳優・女優にはある共通点がある。
それはミステリアス感だ。
ミステリアス感の強い挙げた感も否めないが、
それでも頷ける部分もあるのではないだろうか。
以上に挙げたのは、
一世代前にピークを迎えていた人たちだ。
彼らにはどこか青春感、
クラスでの人気者感があふれている。
いまは素人でもかっこいい人、可愛い人があふれており、
もはや芸能界ではただ見た目が良いだけでは勝ち残ることが難しい。
このことは増えすぎたアイドル、アイドルが多様化していることからも分かる。
昔の芸能人のような絶対的存在感が、いまの芸能界にはない。
なんでもかんでもインターネットと結びつけるのは好きではないが、
1つ考えられるのはインターネットが普及したことで、
これまでより莫大に選択肢が増えた。
絶対的アイドルより、
数ある選択肢の中から自分だけのアイドルを見つけることに価値がある。
自分だけのアイドルを見つけるという行為に喜びを見出す。
次はどんなアイドルの楽しみ方になるのだろうか。
絵的に良くなるという理由で、
つまらないアイドルを量産する習慣は終わらせてほしいものだ。